今回の題材は8月18日に発売された、ジャイアントカプリコZ〈クッキー&クランチ〉。 そもそもカプリコの対象層は幼児とその母親らしいです。 という訳で、まだ母親にはなれないので幼児に戻ったつもりで このカプリコZを楽しく食べよう! と意気込んだはいいものの…。 前回のミルクのパイの実でお世話になった近所のイオンに 発売日になっても置かれていませんでした。 近所のスーパーに行ってもありませんでした。 あまり都会じゃないからなのか…見慣れたイチゴのカプリコしか見つからず。 もしかしたら違う売り場に行っていたのかな…。 そしてしばらく粘っても見つからずに落胆していた私の家に、 社長さんからお届けものがありました。 中身は冷えっ冷えのカプリコZ。10個入り。どっちが上か下かわからない箱に入って キンキンのカプリコZ達がやってきました。 業務用っぽい!! ありがとう社長さん!!! さて、長めの前振りを終えていよいよ本題です。 10本のカプリコZをひたすら食べる話ではありません。 先にもご紹介したジャイアントカプリコZ〈クランチ&クランチ〉は、 『カプリコ史上最もザクザクするカプリコ』として、世の男子に向けてアピールされています。 アイスのような見た目と、カプリコと言えばイチゴ味!のようなイメージからすると 確かに今までは女の子寄りのお菓子だったのかもしれないですね。 というわけで私は今回、「カプリコ史上最もザクザク」について突っ込んでいきます。 本当にザクザクなの?どんくらいザクザクなの?を検証する訳です。 方法は簡単。 この為にインストールした騒音測定器アプリを起動しながら、 いくつかのお菓子を淡々と食べていきます。 今回登場するお菓子たちはこちら。
まず例のジャイアントカプリコZ。 カプリコ史上と言われるからには入れないわけにはいかなかった、 ジャイアントカプリコイチゴ味。 そして特徴的な食感が人気のガルボミニ。 最後に、ザクザクなチョコ代表としてブラックサンダーをチョイス。 騒音測定器を起動したスマートフォンをテーブルに置いたときと、 自分が食べてるときに感じる音に近いものを測定できればという思いで こめかみにあてた時のアプリの記録を見てみます。 ちなみに騒音測定器の数値別の例がこんな感じ。
これは駅のホームで測定した時の画像です。 本番は食べながら数値をとるのは難しいので、 時間軸に沿って数値をグラフ化してくれる機能を使います。 実験室(我が家のリビング)でのグラフはこんな感じでした。
静か…。16dBくらい。 この中でやっていきます。 参考資料が揃ったところで早速参りましょう。 まずはジャイアントカプリコイチゴ味。
大人でもかぶりつきたくなるかわいい色とフォルム。 スマホをテーブルに置いて食べてみると…。
静かな部屋に山が2つ。ガブッといった時の音です。 それ以外は面白いほど無音。 頭の部分だけなら普通のチョコより静かに食べられます。 こめかみにあててみても…
ガブッがちょっと大きくなっただけ。 意識してみると本当にカプリコってふわふわなんだなぁ。。 ちなみにコーンに到達すると、こうなりました。
測定器がおかしいわけではありませんでした。 思ったより優秀なようです。 次は、ガルボを食べてみる。
手が汚れないつるつるチョコレートです。 スマホをテーブルに置いた状態では…
ガブッといくものではないのでカプリコみたいな波はありませんでした。 そして音も、カプリコよりはちょっと大きいかなってくらい。 大きくて20dBくらいだから、木の葉の擦れる音くらいのようです。 チョコですが。 こめかみにあてると、
大きめの数値が。 結構しっかりチョコレートだから、ゴリッて感じがあるんでしょうか。 それでも40dBくらいでした。 次はブラックサンダー。 個別に写真を撮るのを忘れてしまいました…。 よく耳にするようになったのは数年前のような気がしますが、 実は1994年に発売されていたらしいです。 1度終売するなど、苦難を乗り越えてきたよう。 そのザクザク感や、いかに。 まずはスマホをテーブルに。
ガブッといった時(1つ目の山)より、ザクザクしてる時(2つ目の山)のほうが音が大きい! そしてイチゴカプリコやガルボより遥かに高い数値が出ました。 なんとなくグラフの形もザクザクしている…?
こめかみにあててもこんな感じです。 高めの数値が長引いてます。 近くても遠くてもブラックサンダーは50dBくらいでした。 いよいよ、問題のカプリコZ。 本当にザクザクなのか?どれくらいザクザクなのか?
見た目はとってもおいしそう。 かわいらしさこそイチゴ味には負けるものの、 ふわっとしたチョコレートとそれに包まれたクッキーが誘う、 違った形のかぶりつき欲、いや、カプリつき欲。 それこそが、チョコをガッツリ食べたい「男子」の心なんでしょうか。 では結果です。 スマホをテーブルに置いて計測すると…
60dBに近い!!! 50dBだったブラックサンダーと比べると、 カプリコZのほうがクッキーが軽めになってるような感じがしました。 チョコと絡まった重ためのクッキーより、独立(?)しているクッキーのほうが ガリッとザクッと音がしそうなイメージはありますよね。 こめかみにあてるとこんな感じです。
音の大きさはあまり変わりませんでした。 そしてお気付きかもしれませんがこのグラフ、 2回カプりついています。おいしくてつい。 そんな話は置いておいて、60dBというと「話し声、店内の騒音」レベルだそう。 結構大きな音です。 個人的にブラックサンダーには負けるだろうと思っていたのですが、 そんなことありませんでした。見くびってごめんなさい。 カプリコ史上最もザクザクするカプリコZ クッキー&クランチは、 他のザクザクお菓子にも負けないザクザク感の持ち主でした。 ちなみに、このザクザク感はカプリコの頭までです。 コーンに入るとおなじみのふわふわカプリコに戻ります。 ちょっと物足りないですが、コーンもサクサクしてるので 食感がごちゃごちゃになるとよろしくないのかもしれません。 というわけで、以上 カプリコZ クッキー&クランチ編でした。
菓子レポ
カプリコ史上最もザクザクするカプリコ(ジャイアントカプリコZ)は本当にザクザクなのか試してみた。
